レーダーデータ
レーダーデータのキャプチャと保存は、独自のレーダーアーキテクチャと特殊なインターフェースが必要とされるため難しいビジネスです。Ampex社はレーダーデータ保存の分野で数十年の経験があり、現在、米海軍のE-2ホークアイ、コリンズエアロスペース社のTacSARポッド、海上自衛隊のP-1哨戒機、その他の国際的な戦闘機や指揮統制機などの主要なプラットフォームにレーダーデータを保存するシステムを提供しています。
TuffServ 640 Ten Gigabit Recorder / Server
TuffServ 640(TS-640)は、Ampex社の製品の中で最高速度と最大容量を備えたシステムとして、飛行環境、実験室、地上のレーダーデータエコシステムの要求を満たす能力を備えています。TS-640のフロントパネルモデルには、レーダーメーカーに共通のシリアル・フロントパネル・データポート(sFPDP)インターフェースが装備されています。海上自衛隊の哨戒機P-1ではレーダーデータの記録にTS-640が使用されています。
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TuffServ 540 Rugged Recorder / Server
TuffServ 540は、強力なレーダーデータをわずか1720立方センチメートル(高さ7.4cm x 幅10.8cm x 奥行21.6cm)の非常に小さなパッケージに格納できます。フロントパネルモデルには、レーダーメーカーや無線周波数収集システムに共通のシリアル・フロントパネル・データポート(sFPDP)インターフェースが装備されています。TS-540フロントパネルは、次世代ミッドバンドジャマーの開発モデルに搭載されています。
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TuffServ 480v2 Gigabit Ethernet Airborne Network Server
TuffServ 480v2は、レーダーデータを記録する必要があるものの、TS-640ほどの容量やTS-540ほどのコンパクト性を必要としないお客様にとっての「スイートスポット」となり得ます。フロントパネルモデルには、レーダーメーカーに共通のシリアル・フロントパネル・データポート(sFPDP)インターフェースが装備されています。TS-480v2フロントパネルは、国際的なマルチロール機や早期警戒管制機に搭載されており、カスタムメイドのマルチモードレーダーのデータを記録するために使用されています。
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TuffServ 282 Rugged Network File Server
TuffServ 282は、2つのリムーバブル・ストレージ・モジュール(RSM)を標準装備しており、大容量のRSMにレーダーデータを記録しながら、もう一方のコンパクトなRSMを使用して、コンフィギュレーションやミッション・プランニングなどのデータをアップロードできます。米海軍のE-2ホークアイには2台のTS-282が搭載されており、レーダーデータとその他のデータを組み合わせて記録するとともに、ミッション前の設定ファイルや航法計画情報のアップロードに使用されています。